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親ばかの常識
吐くことのある病気白衣の女の子
急性胃腸炎
  • 秋から冬にかけて感染することが多く、いわゆる「おなかにくる風邪」といわれる。その代表的なのがロタウイルスに感染して起こる白色便性下痢症。ロタウイルスに感染すると灰色から白っぽい粘土のような色をした、水溶性の下痢便をします。その他のウイルスに感染して起こる急性胃腸炎の場合は、同じ下痢便でも黄色っぽい色のことのほうが多い。ウイルス感染が原因となる胃腸炎の場合、細菌感染が原因となる場合よりも症状は軽いことが多いのですがいずれにしてもこの病気に関しては嘔吐や下痢による脱水に注意しましょう。水分は1度に取らせるよりも何度かに分けて与えます。 症状が長引いたり重い場合は細菌によるものの可能性もあるため便の検査も必要になります。
食中毒
  • 食中毒にはいろいろあり代表的なものにサルモネラ菌・腸炎ビブリオ・病原大腸菌など、小児に最も多いものはキャンピロバクター菌によるキャンピロバクター腸炎があります。2〜11日の潜伏期間があり、発熱・嘔吐・腹痛・下痢などの症状を起こします。下痢は水のような便で血液や粘液が混じることもあります。く治療はキャンピロバクター菌に有効な抗生物質で治ることがほとんどです。この病気で最も大切なものが予防です。予防の第一は細菌や毒素の付いたものは口にいれないというのが原則です。この程度なら大丈夫とか、腐っていなければ大丈夫という油断が大敵です。また、十分に加熱すること、包丁やまな板、手指の洗浄消毒が大切です。 また、1歳以下の赤ちゃんの場合ははちみつに入っているボツリヌス菌で重症な食中毒や筋肉の障害が起こる場合があります。 1歳までは与えないようにしましょう。
幽門狭窄症
  • 幽門狭窄症とは幽門部(胃と十二指腸の間の部分)が細くなり、飲んだミルクが通らなくなり、嘔吐をする病気です。先天的に幽門部の筋肉が次第に肥厚してゆき、だんだんと細くなる病気です。生後2週間くらいから吐き始め、次第に噴水のように吐くようになります。吐いた後はまたお腹がすくためにすぐにお乳をほしがりますが、吐いてしまうため体重が増えなくやせていきます。原因不明ですが男の子に多く、長男に多い傾向があります。ほとんどは筋肉を広げる手術で治り、それほど危険な手術ではありません。 アトロピンという薬を内服したり、注射する方法もあります。
噴門弛緩症
  • 胃の入り口を噴門といいますが、赤ちゃんはここの締りが悪いために飲んだおっぱいを吐き戻しやすく、産まれてから3ヶ月たつとだんだんと締まりが良くなってきます。タラタラと吐き、吐いても機嫌がいいのが特徴的。噴門弛緩症とはこの締りが成長しても悪く、たびたび吐いてしまう状態です。 それでも、1歳くらいまでにはだんだん吐かなくなります。ただ、吐いて機嫌が悪かったり、体重が増えなかったりした時は小児科に受診しましょう。
腸重積症
  • 腸が腸の中に潜り込み、腸が畳み込まれたように二重の状態になる病気で、腸が詰まって働かなくなり、腸閉塞(へいそく)の状態になる疾患。  発症は、生後4カ月くらいの乳児から見られるが、ピークは2、3歳。そのほとんどははっきりした原因がない。急に機嫌が悪くなって吐く、おなかの痛みで泣くなどのほかに、便に血が混じる、食欲がなくなるなどの症状が表れます。  熱はほとんど出ません。時間がたつと重症になるため急いで受診しましょう。
アセトン血性嘔吐症(自家中毒)
  • 2歳から10 歳ぐらいの小児が急にぐったりとなり元気がなく、顔色も冴えなくなり、腹痛、食欲不振を訴え嘔吐を繰り返します。また頭痛を訴える場合もあります。精神的ストレスや疲れ、睡眠不足、 または風邪などの感染症が引き金となってこの病気が発症します。 神経の細かい子どもがかかりやすい傾向もあります。症状が軽ければ安静と水分・糖分の摂取で治ります。
 
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